FTMとFTXの狭間

~自分の生きる道~

捨てる神あれば、拾う神あり。

2013年9月中旬。
はじめてのメンタルクリニックで玉砕状態で帰ってきた自分は塞ぎ込みます。

塞ぎ込みながらも、諦めていませんでした。

近くに性同一性障害専門の精神科医がいないか?
インターネットでリサーチしまくったのです。
廃人のようで、廃人ではない。人って堕ちるとこまで堕ちたら、後は上がって行くものなんだなぁー。と今となれば、凄く客観的に、楽観的に見えます。笑っ

あの時の自分の諦めの悪さは、回復傾向でもあり、あれが自分の底力と言うモノだったのかもしれません。


そして、その諦めの悪さが、ひとつの希望を見出だします。そう自分の諦めの悪さ、希望を追い求めた結果、希望の風が吹いた瞬間でした。


そこで見つけたのは、岐阜大学病院の精神科医が『GIDの脳画像研究』の参加者を募るHPでした。
「これだっ!!」と思い、性別違和のこと、今までのことを、この精神科医の先生のメールアドレスに直接メールし、診察の予約までこぎ着けることができました。
先生の対応も凄く丁寧で、あたたかく優しい雰囲気が滲み出ていました。

また、大学病院特有のシステムなのか、当日は先生の診察に入る前に学生、研修医等の予診があること。また、先生の診察に学生、研修医等も同席すること。それに関する理解と協力を促すメールも事前に送られてきた。

ある程度の予備知識が入っていると、安心して診察の心準備ができる。と感じました。


捨てる神あれば、拾う神あり。
この神と出会ったのは、2013年10月上旬のこと。